第208号 愛命園だより「あゆみ」 令和7年7月
52周年開園記念日
事務長 林 洋輔
6月1日、愛命園は開園52周年を迎え、翌6月2日、開園記念式を愛命園のホールで執り行いました。社会福祉法人広島県視覚障害者団体連合会から橘髙会長と金岡事務局長、愛命園家族会から畑後会長、元園長の林弘子さんに出席をいただいて、開園記念日を祝いました。
式典の後は取り寄せたお祝い弁当と紅白まんじゅう、コーヒーをみんなでいただき、記念行事は終了です。行事に合わせて日清医療食品株式会社よりお花をいただきました。ありがとうございました。
恒例の永年勤続表彰は、勤続30年が2名、勤続20年が2名、勤続10年が3名の計7名という類を見ない大人数でしたので、ここでは勤続20年の二人から寄せられた言葉を紹介します。
表彰者の言葉
支援課長 伊藤 章
愛命園開園52周年、誠におめでとうございます。
20年という実感はあまりありませんが、思い返せば色んなことがあったなぁと懐かしく思います。私が入った頃は神楽クラブがありました。八岐大蛇を演目に、湯来中学校や廿日市市のさくらピアへ出演していたのを思い出します。係活動では1係ができ、川に魚を捕りに行き、手の隙間からヌルヌルと逃げる魚を何とか捕まえる利用者のみなさんのキラキラした笑顔を鮮明に覚えています。
今日の日を迎えられましたのも、利用者のみなさんをはじめ、ご家族の皆様、法人関係の皆様、職員のみなさんの支えをいただき、導いていただいたからだと心より感謝しております。本当にありがとうございます。この20年、偉大な諸先輩方を見習い、何とかそこに近づこうと悩んで足掻いて今日までやって参りました。年齢的にも人生の折り返しに来ました。仕事は自らが成長する為の場だと思っています。体と心を鍛え続け、微力ながら愛命園に貢献できるよう引き続き努めて参りたいと思います。
また、この先も利用者の皆さんと沢山の思い出を増やしていきたいと思っています。
看護主任 松永 千和
この度は永年勤続表彰を賜り誠にありがとうございました。
愛命園に入職し、皆様と共にあゆみ、気付けば20年。利用者さんとの日々の関わりの中には大変なこともありますが、ふとしたところに幸せがたくさん転がっていて、私はいつも幸せ見つけをしています。
愛命園という場所がこれからも利用者さんにとっての“穏やかで楽しく暮らせる家”であり続けるよう、微力ではありますが寄り添いお支えできたらと思っています。
グループ外出
1班 白石 聡
午前はコンビニでスイーツを購入し近くの大森神社で食べました。外出が苦手な利用者も嫌がる事もなく食べられていました。午後は久保アグリファームでソフトクリーム、コーヒーを購入し牧場の雰囲気を感じながら食べてもらいました。
2班 沼座 洋
午前、午後とも天候も良く空口ママミルク工房に行き、半どら、プリン、飲み物を購入し飲食されました。「美味い」「美味い」と言われながら食べられる方や無言で半どらを食べ笑顔になられる方もおられました。最後に、お店の前で集合写真を撮り無事に帰園しました。
3班 眞野 真樹
マツダスタジアムでカープ観戦に行きました。VSヤクルトのナイターでしたが、タオルを身体に巻き付けながら食べたり飲んだり、実況解説に一喜一憂しながらメガホン叩いて一生懸命応援され楽しまれました。帰る道中はカープの話でもちきりでした。
4班、10班 竹本 美由紀
千代田道の駅バイキング。レストラン響のランチバイキングでは天ぷら、唐揚げ、パスタ、カレー、ラーメン、デザート等が「おいしかった」と人気でした。卵かけご飯等自分の食べたい物を食べたいだけお皿に入れ、お腹いっぱいになりみんな満足顔。サンクスで普段着、靴、お菓子等を買って帰園しました。
5班、9班 竹内 仁志
利用者13名、職員13名の計26名で2班に分かれ、10周年を迎えたゆめタウン廿日市へグループ外出に行きました。
当日は天候にも恵まれ外出日和で、皆様出発前から楽しみな様子が伺えてこちらもワクワクしました。
到着後にはそれぞれ職員とバディを組み、食事や買い物など楽しい時間をお過ごしいただけました。
帰園後も体調不良などもなく、楽しかった、また行きたいとの声もあり、楽しそうに談笑される笑顔が見られました。
6班 宮木 明美
廿日市バッケンモーツアルト。スイーツ系だからなのか、女性ばかり。ケーキ、パフェどれにしましょうか? 「うわーあ、美味しい、幸せー」と聞こえてくるような、にこやかな笑顔を見せてくれる利用者に職員も嬉しくなりました。
7班 奥田 美紀
体力的に難しい利用者には食事、買物を体験して頂きたく近くのサンリブ五日市店に行かれました。向かう道中「何を買おう」「何を食べよう」と考えておられました。到着後、楽しみにされていた買物、食事をそれぞれ楽しめリフレッシュできた様子でした。
8班 清政幸惠
広島文化学園HBGホール内にあるリバースガーデンでのランチビュッフェでした。美味しい物を食べるぞと、楽しみにして出かけました。普段食べられている物とはまた違う、お好きな料理をお皿に少しずつ色々と綺麗に乗せられ、美味しく召し上がられていました。利用者皆さん満足し帰園されました。外での食事も安全に提供する為、きざみ用はさみ、フードカッターを使用させてもらいました。
親善球技大会
生活支援員 森本 拓斗
大会当日は、少し天候が悪くジメジメした空気でした。しかし、それをも吹き飛ばすような利用者のやる気に満ちた表情を見ると職員も勝負という普段経験出来ない体験を通して介助、声掛けに熱が入っていました。利用者の皆さんは、試合中失敗すると悔しがられ、成功すると喜ばれ、更に勝利すると、とてもうれしそうな表情でした。
愛命園として、ボッチャ、インドアゴルフに参加。会場では少し戸惑う場面もありますたが不戦勝などはなく挑戦することができました。帰りには、頑張った証として希望利用者にはお菓子やアイス等を購入し提供しました。帰園してからは、少し疲れた様子もありましたが余韻がまだ残っている様子でした。
利用者の方々からは「また、来年も参加したい」「○○さんも参加できるんじゃないん」などの声・助言を頂きました。
水害に備える
事務長 林 洋輔
6月3日、水害を想定した避難訓練を実施しました。大雨によって川が氾濫する恐れがあるという状況を想定して、避難棟「さくらホール」への避難を行いました。職員が多い火曜日の日中ということもあり、避難誘導は非常にスムーズに進み、園内の利用者全員の避難が完了するまでにかかった時間は約20分でした。
その後、職員、利用者を交えて意見交換を行いました。エレベーター前が混雑していたので階段も活用した方がいいという意見や、避難場所のレイアウトはこうした方がいいといった指摘がありました。避難先の快適性は訓練ではなかなか確認できないものなので、こういった意見を参考にしながら気を配っていきたいと思います。訓練当日は雨模様でした。想定した状況に近く臨場感はあるのですが、職員に対する避難棟の機能説明ができず、その課題はまた別の機会に何とかしたいと思います。
七夕
生活支援員 竹本 美由紀
7月7日毎年恒例開催!!
当日は、常勤、非常勤、利用者がホールに集まり、「たなばたさま」を合唱されました。短冊へは「家族に会いたい」「帰省したい」「家族が元気でありますように」等それぞれの利用者、職員が短冊に思いを込めて色々な形で願いを伝えました。昔から七夕は、1年間の重要な節句の一つにも数えられ日本のお祭り文化に深く根付いています。利用者の皆様に、お祭りの雰囲気を少しでも味わっていただけた様で職員一同とても嬉しく思います。
来年も、皆さまが安心して七夕という大切な行事に参加出来るよう祈り、精進してまいります。
友近890 演奏会!!
生活支援員 益成 純也
7月1日(火)愛命園に友近890(やっくん)さんが再び来て下さいました。改めて友近890さんについてご紹介させていただきます。
友近890さんは東京を拠点に全国で活動している方で国内でも珍しい書道を行うシンガーソングライターです。現在も日本一周公演を行い多くの施設や保育園などに行かれています。昨年にはご自身初となる自主コンサートを開催され、今年5月にはプロ野球公式戦にて始球式と国歌斉唱を歌われるなど様々な活躍をされています。
今回の愛命園の園内コンサートでは「ひまわりの約束」「手話ソングみち」「昔懐かし曲メドレー」オリジナルソングの「お茶おいしー!」と「笑顔元気届けたい!」を披露され、職員含め利用者の皆さんと楽しく盛りあがる事が出来ました。
向井さんとのお別れ
生活支援員 上 正輝
向井宏荘さんが、令和7年4月10日に永眠されました。享年77歳でした。令和6年5月頃から体調が優れず病気が発覚し、約1年近く病と闘いながらも明るく過ごされていましたが、園の皆さんに見送られ永眠されました。
失礼だとは思いますがこうちゃんと呼ばせて頂きます。こうちゃんのことを思い出すとまずは、私が愛命園に務め出す前に見学をさせて頂いた際にこうちゃんが廊下に横になり、後頭部を床に何度も打ち付けていた光景が今でも忘れられません。その光景を見て自分は働く事が出来るのか不安にもなりましたが、直ぐに親しくなることができました。いたずらが好きでつねられたり、髪を引っ張られたりしましたが、一緒に楽しく過ごす事が出来ました。つねられる時に「痛い」と言うと「いけんの?」「痛い?」と言ってよく笑っておられました。明るく、気さくで、いたずら好きなこうちゃんは、皆さんに愛されていた方だと思います。
リトミック体操時には一番大きな声を出して体操をされていました。歌も好きで居室前で音楽を聴きながら指揮者の様に手を振り、歌っておられたのをよく見ました。恥ずかしがり屋な面もあったのか、カラオケは苦手でカラオケでは歌われることは無かったです。一度カラオケで歌う姿も見てみたかったと思います。太鼓も好きで楽器合奏時には、リズムよく太鼓を叩いていました。
こうちゃんは、長年15時からの各所のゴミ集めを職員と一緒にしてくれていました。ゴミ集め中に「ありがとう」と言ってもらえると喜ばれていました。
永眠されるほんの少し前に以前一緒にゴミ集めをしていた小山さんが会いに来てくれた時は、小山さんが声を掛けると持っていたおもちゃの銃を小山さんに向けて鳴らしてくれたと聞きました。最後までいたずら好きでユーモアのある方でした。
ご家族との面会も楽しみにされていました。コロナ禍により面会が難しくなった際には寂しがっていたのを覚えています。
4月10日の前日9日には、体調不良が続き中々入れなかったお風呂に入る事が出来、その際「気持ちいいよ」と言ってくれたことは忘れられません。
こうちゃんとの思い出を話すと話が尽きないほど色々な思い出が蘇ります。沢山の楽しい思い出をありがとう。素敵な時間を一緒に過ごせて本当に良かったです。ゆっくりと休んでください。本当に寂しく、誠に残念でなりません。心からのご冥福をお祈り申し上げます。
家族会
家族会会長 畑後 克二
7月になりましたね。今年の梅雨は早く明け、また暑い暑い夏が続きますね。昨年も猛暑ですごく暑かったですが、今年もまた、たまらないほど長く続くのでしょうね。昔は8月の盆が過ぎると夜の暑さがおさまり涼しさを感じるようになったものですが、今では暑さが9月まで続き日本の四季はなくなったかのような感じです。温暖化の影響ですね。
とにかく暑い夏を乗りきって、園長、スタッフの方々、利用者も熱中症にならないことを願います。
木漏れ日リレー
生活支援員 眞野 真樹
我が家に新しく子犬の家族が増えました。昨年末にお迎えし早いもので半年経ちました。名前は「レンくん」。娘が命名しましたがどうやら大好きな某アイドル(目黒蓮)の名前からとったそうです。
犬種はチワワとダックスの混合種、チワックスという小型犬です。生まれて3ヶ月の時にペットショップから来た子ですが想像以上に活発で最初は室内で飼うことが不安でしたが最近は慣れたのか少し落ち着いてきました。そんなレンくんですが私が寝そべる体勢をとると近付いてきてお腹にピッタリくっついて一緒に寝てくれます。この瞬間がいつも嬉しく、朗らかな温かい気持ちにさせてくれます。
ペットといえど人並みの費用がかかることにビックリ。しかし、家族としていつまでも元気に一緒に暮らしていきたいと思います。
寄せられた善意
令和7年4月15日~令和7年7月7日
(順不同・敬称略)
《現 金》
田島 定 谷川 隆子
大成 敏正 橘髙 則行
林 弘子 森井旅館
山下 和義
《現 物》
コーヒー 倉田 忍
りんご、菓子 谷川 隆子
花 日清医療食品株式会社
《朗読奉仕》
どんぐり会
《読み聞かせボランティア》
新庄 久美子
《清掃奉仕》
湯来地区民生委員児童委員協議会
※ いつも暖かいご支援ありがとうございます。諸般の事情で掲載を控えさせていただく場合もあります。
人の動き
《退所》
4月10日付 向井 宏荘
《入 所》
4月21日付 白﨑 一彦
5月3日付 福島 祐子
《就 職》
5月7日付
非常勤生活支援員 三宅 千代子
6月23日付
非常勤生活支援員 入江 信行
編集後記
最近、小学1年生の息子が「トゥントゥントゥンサンルーフ」と連呼しており、最初は全く聞き取れず何を言っているのかも分からなかったのですが、最近やっと正体が分かりました。
SNSなどで人気のキャラクターで、他にもトララレロトラララなど、下を噛みそうな名前のキャラクターが沢山いるらしく、全く覚えられない私は毎日怒られて勉強させられています。子供の覚える力はすごいと言うことと、脳の衰えを思い知らされる毎日です。(H.T)